大坪くんの作った映画「シンプルギフト」がついに劇場公開

2018年度

映画「シンプルギフト」が東京・銀座でロードショー公開

映画「シンプルギフト ~はじまりの歌声~」公式サイト

◆文部科学省選定作品
◆東京都推奨映画選定作品

15期同窓生、篠田伸二君(旧姓:大坪)監督作品「シンプルギフト ~はじまりの歌声~」が11月3日より東京・有楽町スバル座で公開されます。

大坪くんのつくった映画、どんな映画なんだろう?

観ました。おもしろい!泣ける!素直に感動する。他人にやさしくなれる。そんな映画でした。

今年は、6月に大阪で震度6弱の地震がありブロック塀がたおれて小4の女児が亡くなりました。
また、6月から7月にかけて記録的豪雨で広島県、岡山県などで河川の氾濫や洪水、土砂災害で多くの方が被害にあいました。
夏は記録的猛暑で熱中症になる方が多くいました。
そして、9月は、台風21号が日本列島を縦断し、関西空港浸水をはじめとする大きな被害をもたらしました。
さらに北海道で震度7の地震により北海道全域停電や大規模な土砂崩れで大きな被害をもたらしました。
このような悲惨なニュースを見るたびに、とても残念で悲しい気持ちになります。

でも、だれかの少しの思いやりの気持ちで元気になることがあります。
この「シンプルギフト」はそんな小さな善意の贈り物の映画です。

 

どうしてドキュメンタリー映画なのにドラマがあるのか?

大坪くんにききました。この映画の脚本はあるの?主演の女の子はどうやって決めたの?

ドキュメンタリー映画なので台本や脚本はなくてとにかく撮りつづけて2年間、アフリカ・ウガンダも4回渡航したそうです。
そのうえでメインの女の子をはじめとする孤児の子供たちといっしょに生活して撮り続けたとのこと。
一番困ったことは、なかなか打ち解けてくれなくてカメラをまわすまでに大層な時間とコミュニケーションがかかることだそうです。
東北の震災孤児の子供たちはもっとたいへんだったそうです。
津波や地震で家族を亡くした孤児たちにカメラを向けることは、震災時のつらいことを思い出させてしまうので話もできなかったこともあったそうです。
この構想4年以上の長期のアフリカと東北のロケ撮影のため大坪くんは、2016年3月に30年以上勤めた会社を辞めて撮影を開始したそうです。

台本がないドキュメンタリー映画だから感動を呼びおこす真実がある

映画では、現在のアフリカ・ウガンダのAIDS孤児たちのとんでもないひどい生活を知ることになります。
でもウガンダのAIDS孤児たちは歌をみんなで歌い、振り付けのダンスをすることで元気になっていきます。
ほんとうの真実だから映画を見てて応援したくなります。
東北の孤児たちも歌と太鼓をたたくことで生きる元気を養っていきました。
津波で亡くなった両親や妹を思い、いっしょうけんめい太鼓をたたきます。
アフリカのAIDS孤児たちと東北の震災孤児たちはことばが通じなくても、歌と踊りと太鼓をたたくことでいっしょに両親や家族を亡くした悲しみを乗り越えていきます。
人はこうやって元気な気持ちになっていくんだなぁと思いました。
 

春日井高校同窓生のみんなで見たい映画です。

同窓生のみなさんの中にもご両親の介護。ご家族の健康のこと。
いろんな社会的事情でたいへんな環境に遭遇されている方もいると思います。
前回の同窓会のときにこのホームページで案内をして、メールで出欠のやりとりをしているときに(名前や内容は申し上げませんが)同窓会に出席できない事情をメールに記載されている方が多々ありました。

春日井高校15期同窓会は、いつでもそんな同窓生をみんなで応援する会にしたいと思います。
来年、名古屋、東海地区でも「シンプルギフト ~はじまりの歌声~」が公開予定だそうです。
ぜひ、ご覧いただき同窓生の大坪君をいっしょに応援したいと思います。


春日井高校15期生 篠田伸二くん(旧姓:大坪)
春日井市篠木町出身、春日井市東部中学卒業生です。

■受賞エントリー

・文部科学省選定作品(2018年8月)
・ヨーロッパ・アフリカ映画祭 オープニング上映選定作品(2018年6月 フランス・パリ)
・欧州アフリカ映画祭 アフリカ協会推薦(2018年9月)
・パン・アフリカン映画祭 招待作品(2018年9月)
・モントリオール映画祭 招待作品 (2019年2月)
・ニューヨーク・ドキュメンタリー映画祭 出品作品(2019年3月)
・サンフランシスコ国際映画祭 出品作品(2019年3月)
・トロント国際映画祭 出品作品(2019年3月)
・シアトル国際映画祭 出品作品(2019年4月)
・ハワイ国際映画祭 出品作品(2019年5月)
・サンフランシスコ・ドキュメンタリー映画祭 出品作品(2019年6月)
・シルクロード・国際映画祭 出品作品(2019年6月)
・ストックホルム国際映画祭 出品作品(2019年6月)
・アムステルダム・ドキュメンタリー映画祭 正式出品作品(2019年7月)

※東京都推奨映画選定作品(2018年11月決定)
(平成30年9月に東京都議会で都議員を対象に試写会を実施、参加者全員の賛同を経て今年度に東京都内の公立小中高学校で映画ポスターの掲出、案内チラシの配布を実施予定)

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